東京株式(大引け)=396円安と続落、8割の銘柄が下落も引け際急速に下げ渋る
29日の東京株式市場は総じて下値模索の動きとなり日経平均株価は続落。一時1100円を超える急落をみせる場面もあった。
大引けの日経平均株価は前営業日比396円35銭安の6万5481円27銭と続落。プライム市場の売買高概算は24億4155万株、売買代金概算は7兆3224億円。値上がり銘柄数は170、対して値下がり銘柄数は1318、変わらずは21銘柄だった。
きょうの東京市場は前日の米株安を受けリスク回避目的の売りが優勢。値下がり銘柄数がプライム市場全体の8割を占めるなど軟調地合いに終始した。不透明な中東情勢を背景とした原油先物価格の高騰を背景にインフレ懸念が助長され、世界的な金利上昇圧力が株式市場の重荷となっている。日経平均は後場に入り一時6万5000円台を割り込む場面もあった。もっとも売り一巡後は半導体関連株などに投資資金が流入、全体を支える形となった。配当権利落ちに伴う売り圧力が日経平均ベースで380円前後とも試算されるなか、引け際に先物主導のインデックス買いなどを絡め急速に下げ渋り、結局400円弱の下落で着地。実質的には小幅安でこの日の取引を終えたことになる。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が下値を探り、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも軟調。トヨタ自動車<7203>が売りに押され、三菱重工業<7011>、任天堂<7974>なども売りが優勢だった。三井物産<8031>など総合商社も安い。ネクソン<3659>が急落、ディア・ライフ<3245>も大きく値を下げた。ヨコレイ<2874>、ノエビアホールディングス<4928>なども水準を切り下げた。
半面、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>が高く、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>もしっかり。ファーストリテイリング<9983>、リクルートホールディングス<6098>が上昇、ソニーグループ<6758>も買いが優勢だった。Orchestra Holdings<6533>が急騰、ハピネット<7552>、旭有機材<4216>も値を飛ばした。JUKI<6440>が物色人気、東海カーボン<5301>も活況高。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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