【これからの見通し】ドル円の地合いの強さと介入警戒感が交錯
【これからの見通し】ドル円の地合いの強さと介入警戒感が交錯
先週のドル円は木曜日の海外市場で159円台を回復。金曜日は朝方に158.95円を付けたものの、その後は売りが出る展開となった。日米当局による円安牽制が重石となり、海外市場で一時156円台を付ける展開となった。
週明けは先週末の円高の流れを受けて157円台前半でスタート。朝方に157.17円を付けたが、その後昼前には157.86円まで上昇し、以降はもみ合いに終始している。原油高や米利上げ期待を受けたドル全般の堅調地合いが支えとなっているが、先週末の当局による円安牽制を受けて実弾介入への警戒感が広がっており、上値トライにはかなり慎重となっている。今週は金曜日の米雇用統計をはじめ、米重要指標の発表が並ぶことも、慎重な動きにつながっている。
この後も、ドル円は157円台を中心とした推移が見込まれる。円安けん制発言が新たに出てくるようだと、いったんの下げにも要注意となるが、先週すでに一度反応しているだけに、実弾介入を伴わなければ下方向へは反応しにくい状況となっている可能性もある。
ユーロドルは1.14ドル台回復にやや慎重。ドル高の流れが継続する中、上値が重い展開が続くと見ている。
ユーロ円はドル円の堅調な動きもあって、朝の178.85円から、179.73円まで一時上昇。その後、高値から少し調整が入っている。180円トライにはやや慎重で、179円台中心の推移か。
ポンドドルは1.32ドル台前半で落ち着いた動きとなった。この後も同水準を中心に方向性を探る展開を見込んでいる。対円では円安を受けて一時208.99円まで上昇。209円を付けきれず、その以後は調整売りが入った。209円前後がこの後もポイントとなりそうだ。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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