アジア株 まちまち、上海株と香港株は大幅続落
東京時間17:46現在
香港ハンセン指数 25201.76(-323.16 -1.27%)
中国上海総合指数 3800.35(-68.03 -1.76%)
台湾加権指数 24519.90(+214.80 +0.88%)
韓国総合株価指数 3187.16(+7.80 +0.25%)
豪ASX200指数 8960.52(+24.94 +0.28%)
インドSENSEX30種 80786.54(休場)
27日のアジア株は、まちまち。上海株は大幅続落。7月に3500の節目を突破後も大きく上値を伸ばして、このところは3800台まで上昇を見せた。10年ぶりの高値圏に位置しており、利益確定の売りに押された。過熱感の高まりから、一部の証券会社では、特定銘柄の新規信用取引契約で委託保証金率の引き上げを行ったと報じられたことなども重石となったもよう。この動きに追随して、香港株も大幅続落。インド市場は休場。
上海総合指数は大幅続落。銀行大手の中国農業銀行、酒造会社の貴州茅臺酒、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、コンピューター部品メーカーの海光信息技術が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続落。医薬品メーカーの石薬集団、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、ドラッグストア運営の京東健康(JDヘルス・インターナショナル)が売られた。
豪ASX200指数は小反発。娯楽サービスのタブコープ・ホールディングス、電気通信会社のコーラス、メディア会社ナイン・エンターテインメントが買われる一方で、ピザチェーンの運営会社のドミノ・ピザ・エンタープライゼス、小売会社のウールワース・グループが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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