トランプ大統領、本日午後のゴールドマンのソロモンＣＥＯと会談の予定

　トランプ大統領は本日午後、ゴールドマン＜GS＞のソロモンＣＥＯと会談する予定だと伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。米国の広範な関税政策による市場への影響が懸念される中、政権の銀行規制方針に関する疑問も燻っている。議題は経済や地政学になる見込みだという。

　ソロモンＣＥＯとの会談は、トランプ大統領が先週、ＪＰモルガン＜JPM＞のダイモンＣＥＯと面会したのに続くもので、銀行幹部たちがホワイトハウスとの関係強化を図る動きの一環と見られる。

　多くの銀行のＣＥＯにとっての最優先課題は、トランプ政権２期目における規制環境だ。今月初めには、ウォール街の金融機関とロビイストたちがＦＲＢの銀行会議に集結し、資本要件の緩和を要望した。

　本日の会談はゴールドマンのチーフロビイストであるパエセ氏が１６年勤めた職を退任する日にも重なっている。

　トランプ大統領は２期目の政権で、今月初めに署名した大規模な税制・歳出法と、製造業の米国回帰や貿易不均衡の是正を目的とした包括的な関税政策を通じて、米国経済および通商関係の再構築を進めている。