ダウ平均はマイナス圏、前日までの上昇の調整も=米国株序盤
ダウ平均はマイナス圏、前日までの上昇の調整も=米国株序盤
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。小幅な場柄プラス圏でスタートも、すぐにマイナスに転じ、その後も売りが出ている。前日比は、ダウ工業株30種平均が181.74ドル安の4万4302.75ドル、ナスダック総合指数が22.09安の2万0863.56。
寄り付きは小幅プラス圏となったが、すぐに売りに転じた。水曜日、木曜日と上昇したが、週末を前に、利益確定の売りに押された。
ダウ平均は30銘柄中22名柄がマイナス圏と幅広い売りが出ている。買いがやや目立っているのはトラベラーズ<TRV>とIBM<IBM>。売りが目立ったのは3M<MMM>とアメックス<AXP>。
3Mは決算自体は強めに出たものの、今週買いが目立っていた分、強めの決算を織り込んでいたとの思惑が広がり、利益確定の売りが出たと見られる。
アメックスは決算自体それほど弱いものではなかったが、経費が予想を上回ったことなどが嫌気され、売りが優勢となった。
マグニフィセントセブンではテスラ<TSLA>が大きく買われている。そのほかはまちまちもメタ<META>がやや弱い。
その他、新興ハイテク大手ではAMD<AMD>がやや弱い。
個別で目立ったところでは、AIプラットフォームのBlaize<BZAI>がアジア圏での大型契約を好感して一時50%を超える上昇。その後少し調整もかなり高い水準での推移。
金融サービスのチャールズシュワブ<SCHW>が好決算を好感して堅調、最高値を更新した。
電子ブローカーのインタラクティブブローカーズ<IBKR>も総純金利収入がアナリスト予想を上回る
3M<MMM> 153.37(-5.67 -3.57%)
アメックス<AXP> 305.18(-10.18 -3.23%)
トラベラーズ<TRV> 266.51(+4.70 +1.80%)
IBM<IBM> 286.16(+4.16 +1.47%)
アップル<AAPL> 210.59(+0.57 +0.27%)
マイクロソフト<MSFT> 510.49(-1.22 -0.24%)
アマゾン<AMZN> 223.44(-0.44 -0.20%)
アルファベットC<GOOG> 185.76(+1.06 +0.57%)
アルファベットA<GOOGL> 184.79(+1.21 +0.66%)
テスラ<TSLA> 327.45(+8.04 +2.52%)
エヌビディア<NVDA> 172.03(-0.97 -0.56%)
メタ<META> 697.28(-4.13 -0.59%)
AMD<AMD> 157.43(-2.98 -1.86%)
Blaize Holdings Inc Holdings Inc<BZAI> 4.40(+1.37 +45.17%)
チャールズ・シュワブ<SCHW> 95.05(+1.95 +2.09%)
インタラクティブ・ブローカーズ・グループ<IBKR> 63.67(+4.24 +7.13%)
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執筆者 : MINKABU PRESS
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