JPモルガンCEO 市場の「タコ取引」期待に警鐘鳴らす、高をくくるべきではない
JPモルガンCEO 市場の「タコ取引」期待に警鐘鳴らす、高をくくるべきではない
世界的な貿易摩擦にもかかわらず米株が最高値をつけていることからトランプ氏は積極的に関税政策を進め続けても米金融市場に影響はないと見ているようだ。トランプは先週、ブラジルに50%関税をふっかけ、カナダに35%関税を課すと表明した。先週末にはEUとメキシコに30%関税を警告した。
市場は大きな関税率を警告し最終的にはトランプが引き下がる「タコ取引」になると見込んでいるようだ。ただ、アナリストらはトランプは脅しているだけだと高をくくるべきではないと市場を牽制。30%関税は米国よりもEU側が大きな打撃となる可能性があり、時間との戦いになると指摘。米JPモルガンCEOは、市場が「タコ取引」を期待していることに警鐘を鳴らしている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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