【本日の見通し】ドル円はやや上値が重い展開か
【本日の見通し】ドル円はやや上値が重い展開か
ドル円は海外市場で145円40銭台を付けるなど、ドル売りがやや優勢となった。米生産者物価指数(PPI)やNY連銀製造業景気指数が弱く出たほか、米小売売上高も総合は自動車の販売が予想より強かったことで強めに出たものの、コアは予想をはっきり下回っており、厳しい状況が示されたことでドル売りが入りやすい地合いとなっている。
一方向の動きが進みにくい展開も、米中合意で進んだ148円60銭台を目先の上値目途として、やや上値が重いという印象が継続。ドル円は145円割れも視野に入る展開。ただ、週末を挟んでのポジション維持に慎重姿勢が見られるため、そこまで売りが出ず、145円台から146円台半ばあたりのレンジ取引に留まる可能性が高そう。
ユーロドルは1.1190台推移。こちらも上下ともにやや動きにくい展開。1.12を挟んでの推移か。
ユーロ円はリスク警戒が根強く、ドル円以上に上値が重いという印象。163円台半ばあたりが重くなりそう。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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