アジア株 総じて上昇、香港株は反発
東京時間17:47現在
香港ハンセン指数 21980.74(+70.98 +0.32%)
中国上海総合指数 3295.06(-2.23 -0.07%)
台湾加権指数 19872.73(+393.92 +2.02%)
韓国総合株価指数 2546.30(+23.97 +0.95%)
豪ASX200指数 7968.23(休場)
インドSENSEX30種 79547.94(-253.49 -0.32%)
25日のアジア株は総じて上昇。米国が関税について中国への強硬姿勢を軟化させるとの観測からアジア株は堅調な動きを見せた。中国が米国からの輸入品に貸す関税を一部免除するとの報道も支援材料となった。ただ、米中貿易摩擦については先行き不透明感が根強いことで、上値を抑えられた。香港株は一時1.6%超の上昇となったが、上げ幅を縮小した。上海株は前日終値を挟んでの振幅となり、小幅安で引けた。豪州市場は休場。
上海総合指数は小反落。ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、化学品メーカーの万華化学集、鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄が買われる一方で、銀行大手の中国農業銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)が売られた。
香港ハンセン指数は反発。コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、不動産投資会社の長江基建集団(チョンコン・インフラストラクチャーHLDS)が買われる一方で、宝飾品小売りの周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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