アジア株まちまち 米中緩和期待も楽観的にはなれず、米政府は中国製クレーンに最大100%関税
アジア株まちまち 米中緩和期待も楽観的にはなれず、米政府は中国製クレーンに最大100%関税
東京時間11:02現在
香港ハンセン指数 21976.10(-96.52 -0.44%)
中国上海総合指数 3303.16(+6.80 +0.21%)
台湾加権指数 19654.31(+15.17 +0.08%)
韓国総合株価指数 2509.89(-15.67 -0.62%)
豪ASX200指数 7965.90(+45.39 +0.57%)
アジア株はまちまち。
トランプ氏は対中関税を大幅に引き下げることを示唆しており、米中貿易摩擦緩和への期待が広がっている。ただ、二転三転するトランプ氏に対する不信感は募るばかりで
今後もしばらくは不安定な相場が続くだろう。
トランプ氏は中国に関しては取引なければそれはそれでOK、合意できなくでも問題ないとしている。中国は米国への依存度を低減し東南アジアとの関係を強化していることもあり、対米強硬姿勢を維持する可能性もある。米中を巡っては期待が広がってはいるものの楽観的にはなれない。
トランプ米政権は米国内にクレーン産業がないにもかかわらず、中国製の船舶用クレーン、コンテナに最大100%の関税を課すことを計画しているという。米政府は先週末に米国の港に入港する中国船舶に入港料を課す案を発表した。
香港株は反落、前日に大幅上昇したことから調整売りに押されている。米中懸念も重石。美団やJDドットコム、快手科技などハイテク関連が下落している。
上海市場では上海振華重工などクレーンメーカーが下落している。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。