反落、米中貿易戦争の激化で景気悪化見通しが根強い=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=60.07(-2.28 -3.66%)
ニューヨーク原油の期近は反落。トランプ米政権の相互関税は一時的な緩和が発表されている一方、米中貿易戦争が激化していることが相場を圧迫している。経済大国同士の対立に終わりは見えておらず、世界的な景気悪化や石油需要の下振れが危惧されている。米ホワイトハウスは中国からの輸入品に対する関税は合計で少なくとも145%まで上昇すると発表している一方、中国は対米輸入関税を84%まで引き上げた。
時間外取引で5月限は下落。通常取引開始後は58.76ドルまで下げ幅を拡大した。ただ、引けにかけては下げ幅をやや縮小した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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