アジア株 全面安、すべての市場が急落
東京時間17:58現在
香港ハンセン指数 19828.30(-3021.51 -13.22%)
中国上海総合指数 3096.58(-245.43 -7.34%)
台湾加権指数 19232.35(-2065.87 -9.70%)
韓国総合株価指数 2328.20(-137.22 -5.57%)
豪ASX200指数 7343.25(-324.59 -4.23%)
インドSENSEX30種 72612.81(-2751.88 -3.65%)
7日のアジア株は全面安。前週末の米国株式は大幅続落。米国の相互関税に関して中国が報復措置を発表しており、貿易戦争の激化による世界的な景気減速への警戒感が広がり、米国株が急落した。さらに週明けの米国株価指数先物が時間外取引で大きく下落していることも重石となって、アジア株はすべての市場が急落している。香港市場は13%超の大幅続落。タイ市場は休場。
上海総合指数は大幅続落。7%超の下落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国農業銀行、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、化学品メーカーの万華化学集団が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続落。医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)、電子製品メーカーの比亜迪電子(BYDエレクトロニック)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)が売られた。
豪ASX200指数は大幅続落。4%超の下落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、資源・鉱山会社のBHPグループ、医薬品メーカーのCSL、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、不動産会社のグッドマン・グループが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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