ドル円、一時151円台に上昇 関税以外の基本的な状況は変わらず=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル円はNY時間にかけて買いが強まり、一時151円台に上昇する場面が見られた。本日のドル相場は下落しており、それ以上に円安の動きがドル円を支援している模様。トランプ政権が輸入自動車および部品への25%の関税を発表したことで、リスク回避の円買いが出ていあ。
しかし、状況は前日と同様で下値では押し目買いが活発に出る模様。150円台が維持されたことで、今度は買いを強めている。3月期末に向けた投機筋の円ロングの巻き戻しも継続しているようだ。
FRBも日銀も次の行動には慎重になっている中、関税以外の基本的な状況は変わらず。目先は4月2日の相互関税の内容と市場の反応を待っている。そのような中で期末のポジション調整を消化している状況。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
27日(木)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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