パナマ運河の港管理する香港企業、支配権を売却
香港のコングロマリット企業、長江和記実業(CKハチソン)は、パナマ運河に隣接する港湾を管理する傘下の企業の支配権をブラックロックが率いるコンソーシアムに売却することで合意した。ブルームバーグが伝えた。
トランプ大統領はパナマ運河における中国の影響力を制限するよう圧力をかけていた経緯があり、今回の取引はトランプ大統領にとっては勝利となる。
同社は世界23カ国で港湾43カ所を運営するグループ会社ハチソン・ポーツの持ち分80%に相当する傘下部門をコンソーシアムに売却することで原則合意した。
コンソーシアムは、パナマ運河の太平洋側に位置するバルボア港と大西洋側のクリストバル港の2港を運営するパナマ・ポーツの株式90%もCKハチソンから取得する。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。