アジア株 まちまち、上海株は小幅続落
東京時間17:56現在
香港ハンセン指数 23006.27(+64.95 +0.28%)
中国上海総合指数 3316.93(-3.97 -0.12%)
台湾加権指数 22756.25(-296.93 -1.29%)
韓国総合株価指数 2532.78(休場)
豪ASX200指数 8245.65(+73.30 +0.90%)
インドSENSEX30種 73037.31(-160.79 -0.22%)
3日のアジア株は、まちまち。前週末の米国株の大幅高、今週は5日に中国で全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕することで、政策期待が広がって、アジア株は買いが先行したものの、買いが一巡すると一部の市場は軟調な推移を見せた。上海株は小幅続落。全人代への期待感で買いが先行したものの、米中貿易摩擦への警戒感などから売りに押されて下落した。香港株は反発。一時2%超の上昇となったが、米中貿易摩擦への警戒感などから上げ幅を縮小した。韓国市場は休場。
上海総合指数は小幅続落。通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)が買われる一方で、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、酒造会社の貴州茅臺酒が売られた。
香港ハンセン指数は反発。再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、ドラッグストア運営の京東健康(JDヘルス・インターナショナル)、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)が買われる一方で、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車が売られた。
豪ASX200指数は反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、不動産会社のグッドマン・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが買われた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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