ダウ平均はしっかり、ナスダックもプラス転=米国株寄り付き
きょうのNY株式市場でダウ平均が反発、寄り付きはマイナス圏となったナスダックもプラスに転じている。前日比は、ダウ工業株30種平均が246.94ドル高の4万3486.44ドル、ナスダック総合指数が114.25高の1万8658.67、S&P500が35.91高の5897.48。
昨日はトランプ大統領がメキシコとカナダへの関税について、水曜日に示唆した4月への延期ではなく、当初通り3月4日に発動と発言し、リスク警戒からの株安が見られた。今日はリスク警戒一服でダウ平均が寄り付きからプラス圏。マイナス圏スタートのナスダックも、その後プラス圏に転じている。
ダウ平均は20銘柄がプラス圏、10銘柄がマイナス圏。決算を受けて寄り付きは売りが目立った半導体大手エヌビディアが反発。昨日下げた分の調整などが入ったと見られる。そのほか化学品などの3M、ソフトウェアのセールスフォース、金融大手ゴールドマンサックスなどがしっかり。マクドナルドが大幅安。
エヌビディア以外の新興ハイテクはまちまち。テスラが大幅高、半導体のAMDも大きく上昇。
精神医療サービスのアカディア・ヘルスケアは決算が弱く大幅安。
シティ銀行が見通しを引き上げたバス&ボディワークスが大幅高。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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