ドル円150.50円台、あすの強いCPIに備え円買いとの声も 食料品価格高騰で前年比4%大台に加速か
ドル円150.50円台、あすの強いCPIに備え円買いとの声も 食料品価格高騰で前年比4%大台に加速か
新たな材料はないが円買いが強まっている。きのう高田日銀委員の講演で「ギアシフト」という単語が前回から増えたこと、ハト派安達委員の後任に小枝氏起用が決まったことで日銀がタカ派色を強めるとの見方が広がっている。一部海外勢があすの強いCPIに備え円買いを強めているとの声も聞かれる。
あすは日本1月の消費者物価指数が発表される。食料品価格の高騰により前年比で4.0%の大台に上昇することが予想されている。植田日銀総裁は「食品価格高騰は生活に強いマイナス」と発言している。国内ではコメやキャベツの価格が高騰している。
日本消費者物価指数(1月)21日8:30
予想 4.0% 前回 3.6%(前年比)
予想 3.1% 前回 3.0%(生鮮食料品除くコア・前年比)

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。