アジア株 香港株大幅続伸 アリババが高い、トランプが中国への「デミニミス」維持発表
アジア株 香港株大幅続伸 アリババが高い、トランプが中国への「デミニミス」維持発表
東京時間11:06現在
香港ハンセン指数 21501.08(+367.54 +1.74%)
中国上海総合指数 3321.59(+14.21 +0.51%)
台湾加権指数 23284.17(-194.10 -0.83%)
韓国総合株価指数 2522.12(+0.20 +0.01%)
豪ASX200指数 8480.90(-30.53 -0.36%)
アジア株は高安まちまち。
香港株は大幅続伸、10月以来の高値をつけている。通信サービスや不動産、素材、医療品など幅広い銘柄が上昇している。「デミニミス」報道を受けアリババは4.8%高、10月15日以来の高値をつけている。アリババの上昇を好感して美団やバイドゥ、JDドットコム、シャオミなどほかのハイテク関連も総じて上昇。
トランプ米大統領が中国からの少額貨物(申告額が800ドル未満)に対する関税免除措置(デミニミス・ルール)を当面維持すると発表した。中国SHEIN(シーイン)やTemu(テム)は「デミニミス」を利用することで米国での売り上げを大きく伸ばしている。
上海株は続伸、米中貿易摩擦激化に備え中国政府が株価下支えに動くとの見方が広がっている。先週末は政府系ファンドが好むETFが大幅上昇し、昨年末以来の高水準を記録した。どうやら10日の中国対米報復関税発動に備え政府系ファンドが中国株の下支えに動いてたようだ。
きょう、中国が米国に対し報復関税を発動する予定となっているが、土壇場で回避できるかが注目されている。また、トランプ氏と中国習近平国家主席の会談が今週こそは行われる予定だとホワイトハウス報道官は述べている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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