続落、米関税政策の不透明感が重し=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=75.44(-0.39 -0.51%)
ニューヨーク原油の2025年3月限は続落。トランプ米大統領の関税政策に対する警戒感が相場を圧迫した。同大統領がカナダ産原油に関税を賦課し、原油の輸入コストを本当に押し上げるとは想定されていない一方、欧州連合(EU)や中国も関税でけん制しており、世界経済を混乱させる可能性が意識されている。
時間外取引で3月限は75.28ドルまで軟調に推移した後、76.45ドルまで強含んだが、買いは続かず。通常取引開始後は時間外取引の値幅を維持しつつ、前日終値を挟んで上下。引けにかけては売りがやや優勢となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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