【本日の見通し】日本勢にとっては事実上年明けの市場、ドル高円安基調継続へ
【本日の見通し】日本勢にとっては事実上年明けの市場、ドル高円安基調継続へ
三が日が明け、日本勢にとっては事実上の年明けの市場となる今日。昨年末から続くドル高円安の流れ継続が意識される。
米国の追加利下げのペースダウン、到達水準見通しの上方修正などが広がる一方で、今月の日銀会合での利上げ期待が後退する中で、ドル高円安の流れが広がっている。
当面は流れが継続と見られるが、158円台からは介入警戒感が強まるため、動き自体は慎重なものとなりそう。今週末の米雇用統計が比較的厳しい数字になるとみられていることも、ドルの上値を抑える可能性がある。
156円から158円にかけてのレンジを中心に、ドル高円安トライのタイミングをうかがう展開が見込まれる。
ユーロドルは昨年末から年明けにかけて1.04台半ばから1.02台前半まで下げた。その後1.03台を回復して6日東京朝となっている。この後も流れは下方向と見られるが、行き過ぎた動きにはやや警戒感。1.00-1.02にはユーロ買い注文が意識されており、上値は重いものの、安値トライにはやや慎重となりそう。
ユーロ円は対ドルでのユーロ売りが重石となり一時161円台前半まで下げた。その後162円台を回復して6日東京朝を迎えている。この後も対ドルでのユーロの重さが上値を押さえそうだが、ドル円は比較的しっかりで、ユーロ円も下がると買いが出そう。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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