続伸、寒波による暖房需要の拡大見通しで=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=70.99(+0.39 +0.55%)
ニューヨーク原油の2025年2月限は続伸。年明けにかけて米国が大寒波に見舞われる見通しで、暖房用の燃料需要の拡大や、生産施設の凍結によるシェールオイルの減産が想定されたことが相場を押し上げた。気温の動向に敏感な天然ガス先物は、週明けの取引で一時17%高となった。トランプ米大統領の就任を控えて、米国がイランに対して新たな制裁を課す可能性が高いとみられていることも支援要因。前回の任期中、トランプ米大統領はイランに制裁を課したが形骸化している。
時間外取引で2月限の方向感は限定的だったが、通常取引開始が近づくと強含み。通常取引半ばには71.56ドルまで上値を伸ばした。ただ、引けにかけてはやや押し戻された。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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