アジア株 まちまち、香港株は大幅続伸
東京時間17:47現在
香港ハンセン指数 20414.09(+548.24 +2.76%)
中国上海総合指数 3402.53(-1.54 -0.05%)
台湾加権指数 23273.25(+79.98 +0.34%)
韓国総合株価指数 2360.58(-67.58 -2.78%)
豪ASX200指数 8422.99(+2.14 +0.03%)
インドSENSEX30種 81552.00(-157.12 -0.19%)
9日のアジア株式市場は、まちまち。上海株は小反落。11月の中国消費者物価指数が市場予想を下回ったことなどが嫌気された。香港株は大幅続伸。中国政治局会議で金融政策の緩和方針が示されたことで終盤にかけて大きく上値を伸ばした。韓国株は大幅続落。同国内での政治的混乱が売りにつながった。台湾株は小反発。前週末のナスダックの上昇などを受けて、ハイテク株などが買われた。
上海総合指数は小反落。ほぼ変わらず。銀行大手の中国農業銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が買われる一方で、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続伸。医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、電子製品メーカーの比亜迪電子(BYDエレクトロニック)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、オンライン旅行代理店の携程旅行網(トリップ・ドット・コム・グループ)が買われた。
豪ASX200指数は小反発。ほぼ変わらず。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、不動産会社のグッドマン・グループ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、不動産開発のセンターグループ、病院経営のラムゼー・ヘルスケアが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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