【本日の見通し】米ベテランズデーで落ち着いた動きか
【本日の見通し】米ベテランズデーで落ち着いた動きか
米大統領選やFOMCなどの重要イベントをこなし、今週はやや材料不足。ドル円は152円台を中心とした推移となりそう。
今日は米ベテランズデー(退役軍人の日)で米銀行が休業。債券市場がお休みとなる。株式市場が開いているため、為替市場はある程度取引があるが、通常よりも取引量は少ない。そのため、今日は様子見ムードが広がるとみられる。
ドル円は152円台での推移が中心となりそう。トランプ新政権をにらみ上方向の意識があるものの、新しい材料が出てこない限り、大きな動きにはなりにくい。財務長官人事はもう少し時間がかかるとみられるが、もし出てきた場合は材料視される可能性がある。前トランプ政権で通商代表(USTR)を務めていたライトハイザー氏のUSTR復帰見込みが報じられているが、同氏は財務長官を望んでいるとの報道もある。対中強硬派の同氏が財務長官についた場合、警戒感が広がる可能性が高い。
ユーロドルは1.07台前半推移。先週末は一時1.06台を付けた。上値の重さが継続と見られる。
ユーロ円はドル主導で依然不透明。対ドルでの重さもあり、戻りでは売りが出る流れとなりそう。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。