ドル円152.20円台、牽制発言受け円買い 米債利回り低下でドル売りも きょうは失業保険申請件数
ドル円152.20円台、牽制発言受け円買い 米債利回り低下でドル売りも きょうは失業保険申請件数
加藤財務相が「緊張感をさらに高めて相場を注視していきたい」と発言。青木官房副長官も「投機的な動きを含め高い緊張感を持って注視する」とコメントした。円安牽制発言を受け円が上昇、ドル円は152.22円付近まで下落している。ユーロ円やポンド円も下落。
ただ、ドル円の上昇は円主導ではなくドル主導。米利下げ観測が後退しているほか、トランプ再選との見方が広がっているため米大統領選までドル買いは続く見通し。一部ではトランプでもハリスでもインフレ再加速でドル高との声が聞かれる。
きょうは米新規失業保険申請件数(19日終了週)と10月米製造業PMI(速報値)が発表される。東京時間では重要指標を前にドル売りが進んでいる。時間外で米10年債利回りは低下、ドル指数も低下している。
米10年債 4.2177 - 0.0279(- 0.66%)
執筆者 : MINKABU PRESS
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