NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標
【米国】
*米中古住宅販売件数(年率)(9月)23:00
結果 384万件
予想 388万件 前回 388万件(386万件から修正)
【カナダ】
*カナダ中銀政策金利 22:45
結果 3.75%
予想 3.75% 前回 4.25%
※発言・ニュース
*米20年債入札結果
最高落札利回り 4.590(WI:4.574%)
応札倍率 2.59倍(前回:2.51倍)
*米地区連銀報告(ベージュブック)
・ほぼすべての地区で経済活動にほとんど変化なし。
・半数以上の地区で雇用はわずか、または小幅増加。
・大半の地区で物価は小幅または緩やかな上昇。
・多くの地区で離職率が低く、解雇は限定的。
*バーキン・リッチモンド連銀総裁
熟練労働者の供給は依然限定的と指摘。熟練労働者の不足が続いていると雇用主から聞いているという。全体的な労働市場の状況がこの1年で緩んだとはいえ、熟練工の雇用主は依然として働き手が不足していると報告しているという。
*加藤財務相
・G20財務相・中央銀行総裁会議でワシントンを訪問。
・円相場についてはコメントしない。
・G20は世界的な金融情勢を協議すると思う。
*植田日銀総裁
・日銀はかなり緩和的なスタンスを維持している。
・日銀はインフレ期待を新たなレベルに引き上げたい。
・日本の労働力不足は賃金にプラスに作用している。
・トータルで適切な正常化規模を重視。
・ここ2カ月ほど、米経済の動向を懸念している。
・利上げの適切な規模を事前に特定するのは難しい。
・政策が円キャリート取引に与える影響、数値化は困難。
・政策戦略を明確にすることが極めて重要。
*ラガルドECB総裁
・インフレの進展にはむしろ満足している。
・政策には慎重であるべき。
*レーンECB理事
・かなり力強い賃金の伸びが見られる。
・ディスインフレが続いている。
・ディスインフレはいまのところ順調に進んでいる。
・最近のデータから成長について疑問が呈されている。
・我々は引き締めを緩和する過程にある。
・経済が劇的に弱まるとは見ていない。
・ECBはデータに依存したアプローチを取る。
・特定の金利の道筋を確約しているわけではない。
・リスク調整された方法で機敏に対応する。
*ビルロワドガロー仏中銀総裁
・12月の理事会について十分なオプションがある。
・価格面で大きな進展があった。
*カナダ中銀声明
・今後の利下げ時期とペースはデータ次第。
・経済が予想通りに進展すれば、さらなる利下げの可能性があると再言及。
・データはカナダが低インフレに戻ったことを示唆。
・大幅利下げは成長を押し上げ、CPIを2%に近づけるためのもの。
・2024年GDPは1.2%、25年は2.1%、26年は2.3%見込む。
・GDPは個人消費、住宅、輸出に牽引される。
・人口増加率は24年の3.3%から25-26年は1.7%に鈍化へ。
・CPIの見通しを下方修正。24年2.5%、25年2.2%、26年2%。
・インフレリスクは適度に均衡。
・企業・個人消費の鈍化がCPI最大の下振れリスク。
・住宅市場の反発と賃金上昇がCPI最大の上昇リスク。
*ベイリー英中銀総裁
・良いニュースがたくさんあるが、世界には問題もある。
・予想以上のスピードでディスインフレが進行している。
・サービス業CPIは依然として目標より高い。
・ディスインフレのペースはわれわれの枠組みが機能していることを示す。
・年金の強制運用は支持しない。

執筆者 : MINKABU PRESS
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