豪中銀9月会合議事録 インフレ依然として高い、他国と足並み揃えて利下げする必要ない
豪中銀9月会合議事録 インフレ依然として高い、他国と足並み揃えて利下げする必要ない
豪中銀は議事録(9月24日開催分)を公表した。
金利を長期間高水準で維持するか、さらに引き上げるかを議論した。また、利下げが必要となる可能性のあるシナリオも検討したと明かした。不透明な経済見通しを踏まえると、それぞれのシナリオが考えられるが、政策金利を4.35%に据え置くことを選択した。
豪中銀はインフレ上昇リスクを引き続き警戒、インフレが中銀目標範囲に向かって持続的に動いていると確信するまで、金融政策を十分に引き締める必要がある。豪中銀メンバーは世界的な金融緩和について議論したが、豪州のインフレと労働市場はともに好調なため他国と足並みを揃えて動く必要はないとの結論に達した。
基調インフレは「依然として高すぎる」。四半期ベースでは前年比で「ごくわずか」に低下しただけ。インフレを目標範囲に戻すことが我々の最優先事項、豪中銀はその成果を達成するために必要なことを行う。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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