NZ「影の理事会」今週の会合で利下げ幅25bpか50bpかで意見分かれる
NZ「影の理事会」今週の会合で利下げ幅25bpか50bpかで意見分かれる
NZシャドーボード(影の理事会)は今週の会合で金利引き下げ規模を巡り意見が分かれていると発表した。
50bpの大幅利下げを主張するメンバーは、NZ経済の断続的な弱さと過剰生産能力の増加の懸念を理由に挙げたほか、総合インフレとインフレ期待の緩和は50bpの利下げを正当化していると指摘。NZ中銀はより積極的に緩和すべきだと考える。
ほかの委員は非貿易財インフレの上昇リスクが残っていることを踏まえると、25bpの利下げがより適切だと指摘。NZ中銀は慎重かつ、経済データに基づいてアプローチを取るべきとして、段階的な緩和を主張した。
9日のNZ中銀政策金利は7割強のエコノミストが50bpの引き下げを予想、中には10月11月と2会合連続の50bp引き下げを予想するエコノミストもいる。
※シャドーボード(影の取締役会)
民間部門の経済学者、実業家、学者の計9人で構成
執筆者 : MINKABU PRESS
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