反発、来月以降の米利下げ幅に関心=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=73.01(+1.08 +1.50%)
ニューヨーク原油の期近は反発。ジャクソンホール会合におけるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を控えて買い戻しが入った。年次改定で米雇用者数が大幅に下方修正されたこともあって、9月の米利下げ開始期待は強く、焦点は利下げの有無ではなく利下げ幅に移行している。来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)における0.50%の利下げ期待が最近の下げに調整を促した。
時間外取引で10月限は上値が重い場面はあったが、通常取引の開始に向けて買い戻しが優勢となり、プラス圏で推移した。通常取引が始まると73.52ドルまで上げ幅を拡大。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。