ドル円2週間ぶりに145円大台割れる、米雇用統計の年次改定を警戒したドル売り継続
ドル円2週間ぶりに145円大台割れる、米雇用統計の年次改定を警戒したドル売り継続
ドル円が今月7日以来となる145円大台割れ、米大幅利下げ観測が再浮上している。
今夜、米雇用統計の年次改定(23年4月-24年3月)が公表されるが、大幅に下方修正されるとの見方が広がっている。米ゴールドマンサックスにいたっては最大で100万人の下方修正の可能性があると指摘。大幅に下方修正されれば9月FOMC会合で50bp、もしくはそれ以上の大幅利下げに踏み切るとの見方が一部で広がっている。
また、日銀の年内追加利上げ観測も広がっている。きのう公表された日銀調査局の職員がまとめた論文で、サービス業における企業の価格変動行動の変化に注目しているとして、インフレ持続の可能性を示唆する内容だったことから海外勢の一部は年内の追加利上げを意識しているもよう。
23日に日本7月の消費者物価指数が発表される
消費者物価指数(7月)23日8:30
予想 2.7% 前回 2.8%(前年比)
予想 2.7% 前回 2.6%(生鮮食料品除くコア・前年比)

執筆者 : MINKABU PRESS
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