東京株式(寄り付き)=大幅反落、日銀利上げ観測で思惑錯綜
31日の東京株式市場は大きく売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比385円安の3万8140円と反落。
前日の米国株市場ではNYダウが大幅反発したものの、ハイテク株に売りが目立つ地合いとなり、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落した。特に半導体関連株の下げが目立つ展開で、東京市場もその影響を受けやすい状況にある。一方、きょう結果が判明する日銀の金融政策決定会合では国債買い入れの減額に加え、追加利上げを決定する可能性が意識されており、全体相場は足もと波乱含みの地合いとなっている。外国為替市場で利上げ観測を背景に円高が急速に進んでいることもネガティブ材料。取引時間中は日経平均やTOPIXが上下にボラティリティの高い展開となることが予想される。
出所:MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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