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ドル円安値から買い戻し=NY為替序盤

為替 

 日本時間午後10時21分現在のドル円は1ドル=157.67円。きょうの為替市場は前日のドル売りの要因の一つであった河野デジタル相発言に関して、日銀の利上げを要求したものではないとの発言などがあり、東京午後にかけて157円80銭台まで上昇した後、ロンドン朝に157円割れまで急落。介入ではとの観測まで流れる売りが見られたが、すぐに反発。米債利回りの上昇もあって、NY朝には157円70銭台を一時つける動きとなった。

 介入警戒感が上値を抑えているほか、トランプ共和党大統領候補が今週、ドル高円安への懸念を示したことなどから上値が重くなっているが、米債利回りの上昇などを材料にドルは底堅さを見せており、下がると買いが出るという流れ。

 ユーロドルは1.0880台での推移。東京からロンドン朝にかけてユーロ安ドル高となったが、その後買い戻し。もっとも値幅自体はそれほど大きなものとはなっていない。

 ユーロ円は171円60銭台での推移。ドル円同様にロンドン朝に171円80銭台から171円割れまで円高となったが、その後反発している。

 21時半のカナダ小売売上高が予想を下回り、カナダ売りが進行。ドルカナダは1.3700台から1.3740近くを付けている。カナダ円は円売りと相殺もやや軟調で114円90銭台から114円75銭前後を付けた。
 
MINKABU PRESS

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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