スピリット航空が下落 第2四半期の暫定決算を発表 アナリストが「売り」に引き下げ=米国株個別
(NY時間10:02)(日本時間23:02)
スピリット航空<SAVE> 2.89(-0.28 -8.70%)
格安航空のスピリット航空<SAVE>が下落。第2四半期の暫定決算を公表しており、航空券以外の収入が予想を下回ったと発表した。売上高は約1.28億万ドルを見込み、利用可能座席マイルは1.7%増を見込んでいる。営業利益率は12.5ー13.5%のマイナスを見込んだ。市場予想はマイナス10%。
これを受けてアナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価も従来の3ドルから2ドルに引き下げた。2026年夏まで同社の営業黒字は見込めないとしている。「レジャー市場での供給過多、低所得者層の低迷、利用に対する無数の制約を考えると、予想にはまだ大きな下振れリスクがある」とも述べた。
同社は8月上旬に第2四半期決算を発表する予定。
【企業概要】
米国・ラテンアメリカ・カリブ海地域で低運賃の旅客便を運航する。幅広いオプションサービスを有料で提供するほか、航空券とセットになったホテルの客室、地上交通機関、アトラクションなどのサードパーティの旅行商品や、旅行保険を自社のウェブサイトで販売する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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