投資家は米国株に資金を投入し続ける=米国株
FRBが利下げに近づく中、投資家は米国株に資金を投入し続けるとの見方が出ている。ストラテジストは、S&P500が年初来で15%上昇した後でも、米株式市場は押し目買いモードで推移し、次の上昇はFRBの利下げサイクル接近時だと予想している。
一方、大統領選のボラティリティが最高潮に達する第3四半期には若干の下振れリスクが予想されるという。
S&P500は重要な岐路にあり、今年の上昇幅が狭まれば、それは弱気相場あるいはバブルを示唆する可能性があると述べている。
ただ、どちらも基本ケースではないと強調。株式市場の上振れシナリオはAIブームがドットコムバブルのようになり、S&P500が6666まで拡大することだという。一方、下振れは米週間失業保険申請件数が30万件を超え、中小企業の利益率が悪化することだと述べている。
同ストラテジストは、IT・ハイテク以外の産業や金融にも循環的な投資機会があると見ているという。
執筆者 : MINKABU PRESS
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