シュナーベルECB理事 新たなインフレショックを警戒、金利の道筋について約束しない
シュナーベルECB理事 新たなインフレショックを警戒、金利の道筋について約束しない
シュナーベルECB理事は、新たなインフレショックに脅かされる可能性を指摘。我々は常に警戒しており、引き続きデータに依存していると語った。
シュナーベル氏は、金利をどの程度の速さで下げるかについて事前に約束しない。ECBの大半のメンバーは根強いインフレリスクを警戒している。インフレは減速しているものの、地政学リスクや気候変動の影響など供給サイドのショックがあるため、金利の道筋について事前に約束しないと述べた。最近のスイスの土砂崩れは供給ショックの1つだと付け加えた。
シュナーベルECB理事はきょうも講演を行う予定。そのほか、ナーゲル独連銀総裁やビルロワドガロー仏中銀総裁の講演も予定されている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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