続落、イスラエルの反撃待ちのなか調整売り強まる=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=82.69(-2.67 -3.13%)
ニューヨーク原油の期近は続落。イスラエルによるイランに対する反撃が今のところ見送られているなかで、利益確定の売りが優勢となった。イスラエルのネタニヤフ政権は反撃の意思を示しているものの、イランを刺激し中東情勢の緊迫感が再び強まるのか不透明。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油や石油製品の在庫が合計で12億3752万2000バレルまで増加し、年初から取り崩された在庫が上向いていることも重し。
時間外取引で5月限は軟調。通常取引開始後は売りが強まると、82.55ドルまで下げ幅を広げた。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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