ドル円151円台後半、日銀は9地域中で7地域の景気判断引き下げ=ロンドン為替
ドル円151円台後半、日銀は9地域中で7地域の景気判断引き下げ=ロンドン為替
きょうは日銀が4月の地域経済報告(さくらリポート)を公表している。全国9地域中で7地域の景気判断を引き下げた。物価高を受けた消費手控えの動きや、認証不正問題をうけた自動車大手の出荷停止などが影響した。自動車大手の問題は一過性とみられているが、物価高による消費手控えは今後の景気動向に影を落としそうだ。日銀の政策金利正常化の足取りも、よりゆっくりとしたものとなる可能性がある。
ドル円相場は151円台後半と、34年ぶりの円安・ドル高圏で推移している。市場では152円台乗せが、政府・日銀の為替介入のトリガーとなることを警戒しているが、ファンダメンタルズ状況からは円安圧力が強そうだ。
USD/JPY 151.69
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執筆者 : MINKABU PRESS
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