アジア株 まちまち、上海株は反落
東京時間17:57現在
香港ハンセン指数 16392.84(-225.48 -1.36%)
中国上海総合指数 2993.14(-38.34 -1.26%)
台湾加権指数 20200.12(+73.63 +0.37%)
韓国総合株価指数 2755.11(-1.98 -0.07%)
豪ASX200指数 7819.61(+39.38 +0.51%)
インドSENSEX30種 73103.50(+633.20 +0.87%)
27日のアジア株は、まちまち。米国株価指数先物の時間外取引での上昇などを受けて、一部の市場では買い優勢で推移した。上海株は反落。1.2%超の下げとなった。中国の1-2月の工業利益は前回を上回ったものの、米中対立激化への警戒感や景気の先行き不透明感などを背景に売りが広がったもよう。米国の電気自動車(EV)の補助金を巡り、中国が世界貿易機関(WTO)に提訴したとの報道を受けて、米中対立への懸念が広がっている。
上海総合指数は反落。保険大手の中国人寿保険、酒造会社の貴州茅臺酒、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、インターネット・セキュリティサービス会社の三六零安全科技、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免が売られた。
香港ハンセン指数は反落。乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、複合企業の中国中信(シティック)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)が売られた。
豪ASX200指数は反発。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、小売会社のウールワース・グループ、物流サービスのブランブルズ、産金会社のノーザンスター・リソーシズが買われる一方で、銀行大手のウエストパック銀行、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバルが売られた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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