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ドル円一時150.27円まで下落、日銀の早期追加利上げを警戒 植田総裁発言が「ハト派」から「中立」に

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ドル円一時150.27円まで下落、日銀の早期追加利上げを警戒 植田総裁発言が「ハト派」から「中立」に

米FOMCを受けたドル売りと日銀追加利上げ観測の円買いで、ドル円は午前に一時150.27円まで下落した。早朝の高値151.30円から1円以上の下げ。

きのうFOMC発表を前に日経が「市場では年内にも追加利上げがあるとの観測が広がっている」と報じた。英語のヘッドラインが流れると、3時半頃に円が上昇する場面が見られた。21日の東京時間で再び材料視され、円が朝から上昇。

日経によると、追加利上げが有力視されているのは10月で、マイナス金利解除後の物価・経済情勢を半年ほど見極めてから動くと「日銀関係者」が指摘。ただ、インフレ再加速となれば7月会合で判断するとの見方も増えているという。今後も日銀関連報道にマーケットは過敏に反応する可能性がある。

円安進行に、CPI・賃金が予想を上回る上昇を見せた場合は7月にも追加利上げがあると予想する金融機関も。米JPモルガンは日銀の追加利上げ予想を従来の24年末と25年半ばから、今年の7月と12月に前倒しした。春闘での大幅な賃上げを受け、実質賃金は7-9月期にはプラス転換すると予想されている。

国会に出席した植田日銀総裁は「予想物価上昇率は2%に向け上昇していく過程にある。経済・物価・金融情勢に応じて適切に金融政策を運営する」と発言。日銀総裁が「ハト派」から「中立」になったと市場は捉え、追加利上げへの警戒感から円買いが強まった。植田総裁は「当面緩和的な金融環境は継続する」とも述べたが、追加利上げの可能性は排除していない。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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