UiPath、好決算も下げに転じる=米国株個別
(NY時間10:04)(日本時間23:04)
UiPath<PATH> 23.03(-1.40 -5.73%)
ロボット処理による自動化ソフトウエア開発のUiPath<PATH>が下げに転じている。ただ、前日引け後に発表になった決算は好調だった。11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、予想を上回る通期の売上高および年間ベース経常収益(ARR)の見通しを示した。
アナリストは、下半期の勢い次第とした上で「大型案件の増加は、同社が顧客基盤の中でより多くの機会を発掘することに成功していることを示している」と述べていた。
(11-1月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.22ドル(予想:0.16ドル)
・売上高:4.05億ドル(予想:3.84億ドル)
サブスク:1.76億ドル(予想:1.77億ドル)
ライセンス:2.20億ドル(予想:1.96億ドル)
・粗利益率(調整後):89.0%(予想:86.2%)
・年間ベース経常収益(ARR):14.6億ドル(予想:14.5億ドル)
(2-4月・第1四半期見通し)
・売上高:3.30~3.35億ドル(予想:3.47億ドル)
・年間ベース経常収益(ARR):15.1億ドル(予想:14.9億ドル)
(通期見通し)
・売上高:15.55~15.60億ドル(予想:15.3億ドル)
・年間ベース経常収益(ARR):17.3億ドル(予想:17.1億ドル)
【企業概要】
ロボティックプロセスオートメーション(RPA)を実行する自動化プラットフォームを開発する。RPAの開発プラットフォームUiPath Studio、構築プロセスを実行するロボットUiPath Robots、ロボットの活動を追跡記録するUiPath Orchestratorを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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