インテルが下落 米防総省が最大25億ドルの拠出計画を撤回=米国株個別
(NY時間09:42)(日本時間22:42)
インテル<INTC> 44.77(-0.47 -1.04%)
インテル<INTC>が下落。前日引け後に米防総省が同社への半導体補助金として最大25億ドル拠出する計画を撤回した。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。不足分は商務省が負担することになる。
同社が期待していた米連邦政府からの補助金総額は制限される恐れがあり、論争を招きそうだという。インテルは国防総省からの資金以外にも、半導体法に基づき100億ドル強の補助金を求めている。
国防総省からの補助金は、バイデン大統領が週末に署名して成立した、より広範な予算の一部で、防衛および情報関連の先端半導体を生産するため35億ドルをインテルに交付するもの。
商務省は、補助金コストのうち10億ドルのみを負担することになっていた。国防総省は当初、残りを負担すると約束していたが、政府の資金交付期限までの数日間で、計画を破棄したという。
その後、議員らは商務省に対し、半導体法の他の資金で残りを補うよう指示したとも伝えている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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