カンザスシティ連銀新総裁のシュミッド氏は「タカ派」 利下げは辛抱するべきだと指摘
カンザスシティ連銀新総裁のシュミッド氏は「タカ派」 利下げは辛抱するべきだと指摘
カンザスシティ連銀のシュミッド総裁は、インフレが依然として中銀目標2%を上回っているため利下げは辛抱するべきだと述べた。
シュミッド総裁は、政策スタンスを先制的に調整する必要はないというのが私の見解だ。これまでの引き締めが米経済にどのような影響を与えるか注視し続けるべき。インフレとの戦いに勝利したという説得力のある証拠を待つべきだ。インフレ低下は主にエネルギーと商品価格の下落によるもの。サービス部門のインフレは依然として高く、この部門を鈍化させるには賃金上昇の緩和による労働市場の緩和が必要になる可能性があると語った。
シュミッド氏の今回の講演は半年前にカンザスシティ連銀総裁に就任して以降、最大規模となる。前総裁のジョージ氏同様、シュミッド氏も「タカ派」となる可能性があることが示唆された。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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