ドロップボックス、予想上回る決算も大幅安 アナリストは投資判断引き下げ=米国株個別
(NY時間09:47)(日本時間23:47)
ドロップボックス<DBX> 26.75(-5.80 -17.81%)
ファイル共有ソフトのドロップボックス<DBX>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、課金ユーザー数は予想を下回っている。
今回の決算を受けてアナリストの投資判断引き下げが伝わった。同社株は過去11カ月で72%も上昇し、時間を計るべきだと述べている。
「同社は、ユーザーの追加や予約に一時的な影響を与えるいくつかの意図的な行動を取っている。新製品もまだ発売されておらず、人員削減を行っている段階。それらにより同社は顧客の座席数を減らしている」と指摘した。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.50ドル(予想:0.48ドル)
・売上高:6.35億ドル(予想:6.32億ドル)
・課金ユーザー数:1812万人(予想:1821万人)
・FCF:1.90億ドル(2.11億ドル)
【企業概要】
世界市場において、スマートワークスペースを提供する。ユーザーがどこからでも作業や閲覧することを可能にし、働き方の改革を促進する、クラウドストレージ・ファイル共有といったサービスおよびクラウドソフトウェアを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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