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米議員からイランへの直接攻撃の要請 アナリストは効果に否定的

株式 

 ヨルダンで日曜日の夜、イランの支援を受けた民兵組織「イラク・イスラム抵抗組織」によるドローン攻撃で米軍3名が死亡したことを受け、米議会の議員たちはバイデン大統領にイランを攻撃するよう要請している。34名以上の米軍兵士が負傷したこのドローン攻撃は、イスラエルとハマスの戦争が始まって以来、敵の攻撃によって米軍が死亡した初めてのケースとなった。イランはこの攻撃についてコメントしておらず、ヨルダン政府も自国内での攻撃を否定している。

 共和党のグラハム上院議員は声明で「バイデン政権に対し、イラン国内の重要な標的を攻撃するよう求めている」と述べた。「イランが認識するのは力だけだ。彼らがインフラと人員で代償を払うまで、米軍への攻撃は続くだろう」と付け加えた。

 また、上院軍事委員会の共和党ウィッカー議員は「イランとその代理勢力による度重なる攻撃には、イランの標的と指導部を直接攻撃することで対応しなければならない。これまでのバイデン政権の対応は、さらなる攻撃を招いただけだ」と非難した。

 それに対してバイデン政権は報復を誓っているが、「われわれが選んだ時と方法で全ての責任者の責任を追及する」と述べるに留めている。

 すでに紛争は紅海に波及しており、フーシ派がイスラエルによるガザ攻撃と米国のイスラエル支援に抗議し、紅海を通過する船舶を攻撃している。米英はフーシ派の拠点に対して空爆を開始したが、これまでのところ、グループの活動を抑止することはできていない。

 しかし、多くのアナリストは、イランが中東各地で武装している代理集団の行動を必ずしも完全にコントロールしているわけではないと警告している。イランを直接攻撃することは、米国にとって非常にコストがかかり、非常にリスキーだ。米国は、イランの代理グループを攻撃し、経済制裁を拡大するという現在の方法を取り続けるしかないという。

 また、イスラエルとハマスの戦闘が始まってから3カ月半以上の間に、イランに支援されたグループによる米中東基地への攻撃は少なくとも160件に上る。ガザでの戦闘が続く限り、こうした攻撃は続くだろうともアナリストらは述べている。これらのグループの多くは、イスラエルによるハマスに対する戦闘と、それに対する米国の支援に直接結びついている。この紛争が続く限り、これらの攻撃はエスカレートし、攻撃はそのまま続くだろうとも述べた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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