ダウ平均はマイナス圏スタートもプラス転=米国株序盤
ダウ平均はマイナス圏スタートもプラス転=米国株序盤
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅ながらマイナス圏でスタートもプラスに転じるなど、前日終値前後での推移となっている。ナスダックがマイナス圏推移など、全体に冴えない動き。前日比は、ダウ工業株30種平均が39.59ドル高の3万8088.72ドル、ナスダック総合指数が31.96安の1万5478.54。
米国のインフレターゲットの対象である米PCEデフレータが22時半に発表され、コア前年比が予想を小幅下回ったものの総じて想定内となり、市場の反応は限定的なものにとどまった。ダウ平均は売上高、利益見通しが予想を大きく下回り時間外で売りが出ていたインテルの下げなどを重石として、マイナス圏でスタートしたが、すぐにプラス圏を回復する動きとなった。
24年通期の利益見通しが強めに出たクレジットカード大手アメックスが6%を超える大幅高、ボーイングなどの上昇も見られる。
GAFA関連ではAMDが軟調、テスラがややしっかり。その他はエヌビディアがやや重く、アマゾンがややしっかりといった展開。
その他個別銘柄では、決算の弱かった半導体のKLA、オッペンハイマーの見通し引き上げが支えとなった暗号資産取引所のコインベースがしっかり。
ボーイング<BA> 205.62(+3.74 +1.75%)
ビザ<V> 266.87(-5.74 -2.11%)
ナイキ<NKE> 102.19(+1.42 +1.41%)
インテル<INTC> 43.75(-5.80 -11.82%)
アメックス<AXP> 200.56(+12.49 +6.72%)
コインベース・グローバル<coin> 126.89(+5.88 +4.86%)
KLA<KLAC> 609.15(-32.54 -5.07%)
アマゾン<AMZN> 158.90(+1.15 +0.73%)
テスラ<TSLA> 184.73(+2.10 +1.15%)
AMD<AMD> 176.62(-3.71 -2.06%)
エヌビディア<NVDA> 608.30(-7.88 -1.28%)
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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