続落、紅海を経由する航行の再開が重し=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=71.77(-2.34 -3.16%)
ニューヨーク原油は続落。イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)が紅海で商船に対する妨害行為を続けていたものの、海運大手が紅海やスエズ運河を通過する航行を再開していることが引き続き相場を圧迫した。紅海の安全のため、米国を中心とした多国籍部隊は商船の護衛を開始している。米石油協会(API)が発表した週報で原油在庫は増加した一方、米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫は減少したものの、あまり材料視されず。
時間外取引から2月限は軟調。通常取引開始後は71.72ドルまで一段安となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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