AMC、感謝祭の週末の興行成績が振るわず=米国株個別
(NY時間12:23)
AMC<AMC> 6.81(-0.09 -1.30%)
ディズニー<DIS> 95.07(-0.99 -1.03%)
映画館運営のAMCエンターテインメント<AMC>が続落。感謝祭の週末の興行成績が振るわなかったようだ。理由の1つはディズニー<DIS>の最新作「Wish」が期待を下回り、3日間の興行収入ランキングでは「ハンガー・ゲーム」に次いで3位に留まった。
しかし、全体的に見れば、映画業界は1昨年よりも明るい。水曜から日曜までの米国内の映画の興行収入は推定1億7200万ドルで、昨年記録した1億2280万ドルよりは好調。しかし、2018年に記録した3億1560万ドルには及ばない。
AMCは、パンデミックから、脚本家や俳優のストライキに至るまで、過去数年間に何度も打撃を受けており、より不安定なものになっている。テイラー・スウィフトのコンサート映画「The Eras Tour」は投資家にプラスをもたらしたのは確かだが、それだけでは不十分と見られており、株価も今年は80%超急落している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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