アジア株 まちまち、香港株は大幅続落
東京時間18:05現在
香港ハンセン指数 17454.19(-378.63 -2.12%)
中国上海総合指数 3054.37(+3.44 +0.11%)
台湾加権指数 17208.95(+37.77 +0.22%)
韓国総合株価指数 2469.85(-18.33 -0.74%)
豪ASX200指数 7049.39(-9.03 -0.13%)
インドSENSEX30種 65897.44(-85.04 -0.13%)
17日のアジア株は、まちまち。香港株は大幅続落。電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディングが一時10%超の下げとなり、下げをけん引した。クラウド事業のスピンオフ(分離、独立)計画の撤回や創業者のジャック・マー氏の家族信託が同社の米国預託株式1000万株を売却する計画を明らかにしたことなどが重石となった。香港株の大幅安を受けて、アジア株は売りに押される市場もみられた。上海株は小反発。中国当局による政策期待などを背景に底固い動きとなった。
上海総合指数は小反発。医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、自動車メーカーの上海汽車集団が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、酒造会社の貴州茅臺酒、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続落。電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディング、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)が売られた。
豪ASX200指数は小幅続落。道路建設会社のトランスアーバン・グループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行が買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、小売会社のウールワース・グループが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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