ドラギ氏、ユーロ圏が年末までに景気後退に陥ることはほぼ確実=NY為替
イタリア首相およびECB総裁を務めたドラギ氏が英FT紙主催のコンファレンスで発言し、「ユーロ圏が2023年末までに景気後退に陥ることはほぼ確実だ」と述べた。その一方で「景気後退は恐らく深いものではなく、不安定化するものでもない」とも述べている。
また、同会議に出席したウンシュ・ベルギー中銀総裁は金融引き締めの影響を認めた上で、「成長リスクは下向きに傾いている。ユーロ圏は弱い形のスタグフレーションに入りつつある」と述べた。
ユーロドルは1.07ドル台前半、ユーロ円は161円台半ばまで上げ幅を拡大している。
EUR/USD 1.0716 EUR/JPY 161.55
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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