時間外でファイザーに売り強まる コロナ薬の需要が弱く、通期見通しを大幅に下方修正=米国株個別
(NY時間16:48)時間外
ファイザー<PFE> 30.59(-1.52 -4.73%)
時間外でファイザー<PFE>に売りが強まっている。引け後に通期のガイダンスを公表し、1株利益の見通しを大幅に下方修正した。従来は3.25-3.45ドルを見込んでいたが、それを1.45-1.65ドルに修正している。また、売上高についても、従来の670-700億ドルから580-610億ドルに下方修正。
新型ウイルス感染症の経口治療薬「パキロビッド」の需要が想定以上に弱いことが要因。パキロビッドの販売見通しを70億ドル下方修正したほか、ワクチンの「コミナティ」についても20億ドル下方修正している。両方合わせて約125億ドルの販売見通しに下方修正した。
時間外で株価は4%の下落。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。