【北欧通貨】7月半ばからのクローナ安に一服感=スウェーデンクローナ
【北欧通貨】7月半ばからのクローナ安に一服感=スウェーデンクローナ
7月半ばの1ドル=10.17クローナ台からの大きなドル高クローナ安の流れは21日に付けた11.27台をピークに一服。
今週は振幅を交えつつもじりじりと下げており、特に昨日はドル高全般の調整売りが入ったこともあって、11.05前後から10.90前後までのクローナ高となっている。21日のスウェーデン中銀(リクスバンク) 金融政策会合での8会合連続となる利上げは完全に想定通りであったが、声明ではっきりと追加利上げを示唆してきたことがタカ派な印象を与えた。会合前まで市場では利上げ見通しと9月でのいったん利上げ休止の見通しで見方が分かれていたため、会合後のクローナ買いが強まった形。
対円でもクローナ安と円安で相殺されていた状況かラ反発。21日の1クローナ=13円12銭台から13円70銭に迫っている。
USDSEK 10.902 SEKJPY 13.698

執筆者 : MINKABU PRESS
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