昨年のインフレ調整後の米世帯所得は前年比2.3%減少 約1096万円
米国勢調査局が所得、貧困、健康保険加入に関する年次報告書を公表しており、2022年のインフレ調整後の米世帯所得は前年比2.3%減少し、米家計の生活費の負担増が浮き彫りになった。昨年の所得の中央値は7万4580ドル(約1096万円)で、2021年には7万6330ドルだった。
この日のデータは、2020年のパンデミック関連の混乱が、その後の2年間のインフレ高騰につながった後、バイデン大統領就任2年目の米家計の経済的健全性を懸念させるものとなっている。
2022年末の年間インフレ率は6.5%で、同年6月には40年ぶりの高水準に達していたが、その後は冷え込んでいる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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